(Giverny : Cloud Monetの家と名作『睡蓮』の情景がそのまま残る庭園)
パリの西方90kmに位置するセーヌ川沿いのこの町に、モネはまだ無名だった頃に移り住み、以来40年間86歳で亡くなる迄ここで仕事を続けました。
家の内部は膨大な浮世絵のコレクションで飾られ、まるで浮世絵美術です。また、どの部屋も彼好みの鮮やかな色調でまとめられており、とてもモダンで絵の中に居るようです。
彼自身の手で作りあげられた見事な庭園は、四季折々に開花する色彩豊かな『花の庭園』『水の庭園』と呼ばれております。
日本の影響を強く受けた太鼓橋のかかる池には、彼にとって限りないインスピレーションの源になった、『睡蓮』が浮かんでおります。
多くの日本人がモネを愛するように、モネ自身も日本に深い興味を抱いていた事が伺われます。
フランスの芸術家の中には、日本を愛し、日本の影響を少なからず受けている人がおりますがモネもその一人で、此処を訪れると彼の芸術に日本が多大な影響を与えていたこと、又彼が日本の美に憧憬を抱いていたことなどが、直にご理解いただけると思います。
印象派の巨匠モネの世界の原点を十分お楽しみ下さい。
先ず私共のツアーでジヴェルニ一を訪れて頂いて、その後パリの美術館で作品を鑑賞されるとより身近に感じられる事とおもいます。