シテ島

IIes de la Cité



昔々、紀元前3世紀の頃にさかのぼります。
パリの歴史は現在のノートルダム寺院のあるセーヌ川の中洲、シテ島に始まります。
最初のパリジャンは、紀元前250年頃パリのシテ島に定住したパリジー族のゴール人でした。これがパリの名前の由来です。

シーザー率いるローマ人が紀元前52年にやって来て占領いたします。この頃パリはルテシア(Lutetia)と呼ばれておりました。
ルテシアがローマ帝国の貿易の中心地となり、その後ゴール人とローマ人の間で数世紀に渡る平和共存が続きます。
紀元前5世紀には、現在のパリと名付けられました。
世界中の人々を魅了して止まない街、ロマンを求めて止まない街、パリの始まりです。

「パリ」この名を耳にする時、必ずや様々なアミューズメントをそそられるに違いありません。
芸術の都、ファッションの都、食の都、Revolution…
その全てをパリは含んでおります。  

一歩建物から出ると、至る所で重い歴史をその姿に刻んだ建物や芸術作品に出逢い、さり気なくパリの街の一部になっているこれらの佇まいを目にして、改めてパリの深い歴史とスケールの大きさに驚かされることでしょう。  

パリの中央をゆったり流れるセ-ヌ川。パリの2000年の興亡をすべて眺めながら、今もそしてこれからも、ずっとずっと変ることなくパリの変遷を見続け流れ続けることでしょう。 

エッフェル塔の前のイエナ橋からサンルイ島の外れのシュリー橋の間8km はユネスコ世界遺産に登録されており、パリの美しい景観をご覧頂くことができます。
観光船をご利用頂きますと、とりわけ夜景はロマンチックで幻想的です。



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