シャンティイ

Chantilly

水辺にたたずむ完全なルネッサンス様式のお城「シャンティイ城」があります。
ロワールのお城にも勝るとも劣らない優美で魅力的なお城で、要塞の基盤の上に建てられており、14世紀から19世紀にかけて作られた貴重な建築物が集まっております。
グラン・シャトーとプティ・シャトーに分かれており、グラン・ド・シャトーはフランス革命で破壊されたものを19世紀に修築したものです。
グラン・シャトー内にはこの城の持ち主だったコンデ公が所有していた膨大な数の絵画コレクションがありコンデ美術館(Muzée Condé)として公開されております。
プティ・シャト-は1560年頃、アンヌ・ド・モンモランシーの為に立てられました。
フランス式庭園はル・ノートルの設計によるもので庭園北東部には擬似集落(Hameau)があり、これはヴェルサイユのトリアノンにあるものより早く造られております。

馬の博物館 Grandes Ecuries (Musée Vivant Cheval)
広い草原に立つ大きな建物で、まるで宮殿のような馬小屋です。
18世紀に建てられたもので、当時は馬240頭、猟犬500匹を収容しておりました。
調教場では、調教のデモンストレーションや馬術ショーをご覧頂く事が出来ます。
6月には、エルメス主催の「ディアーヌ・エルメス杯」ガ開催され、この時は女性達が競って華やかな帽子をかぶって集まりとても見事です。
馬具のコレクションが見られる博物館もあります
*姫路城と姉妹協定があります

***シャンティイの名物***
クレーム・シャンティイ(ホイップクリーム)はこのお城の名を冠しております
宮廷料理人ヴァテールの考案だと言われております